祝100th【群青団地・横】


太田プロダクション芸歴2年目、
群青団地の横颯太です。 

モータースLIVE記念すべき100回目のこの機会をお借りし、
僭越ながらモータースLIVEに対する想いを綴らせていただきます。

私は太田プロの養成所に17期生として1年間通っていました。
しかし、
17期はコロナウイルス流行の影響で、
養成所内のライブ機会ですらほとんど無い状況でした。
そんな悲運な養成所生を案じ、
モータースLIVEの主催者であり太田プロの養成所の講師でもある、
ヤマザキモータースさんが
『モータース・ルーキーLIVE』
という枠を設けてくださりました。
これは養成所卒業間近に、
養成所生だけで構成された特別回であり、
これが私にとっては初めてのライブとなりました。

当日は初めて大勢の前でネタをやるという緊張で、
とにかく喉が渇いていたのを覚えています。
特に
人前に出るのが苦手な相方の福田は
背中を触っても心臓の激しい鼓動がわかるくらい緊張していました。
そんな中迎えた本番、
ネタ中の私はゾンビ役を演じ、
始めから終わりまで白目をしていました。
その為、緊張の元でもある
"お客様の顔を見る"
という事は1度も無く
無事にネタを終えることができました。
それが功を奏してか
我々群青団地は31組中2位という結果となり
嬉しい気持ちと共に
「1位を取りたかったな」
と悔しさも残る初ライブとなりました。

その後
養成所を卒業して
モータースLIVEの1番下のクラスであるDライブに加入させていただくことになりました。
Dライブは同期と出るライブと違い
芸歴も事務所もバラバラで、
まだ関係性も築けていない先輩方と戦わなければならず
より一層の緊張感がありました。

なんとか出番を終えて楽屋に帰ってくると、同期に
「ネタやる前より髭が濃くなってるぞ」
と言われました。
緊張で男性ホルモンが異常をきたしたのでしょうか。
女子高生役を演じるネタだったので
途中から役がおじさんに変わってしまってなかったかの不安も抱えながら
なんとか初のDライブを終えました。

そんな初Dライブの順位はなんと
群青団地が1位、一緒に出た同期のコンビが3位。
同期2組でダブル入賞、ダブル昇格という結果でした。
これを知った時は、
同期と共にモータースライブのスタッフの作業をしていましたが、
喜びのあまりこっそり4人でサイレントハイタッチをしてしまいました。
良いスタートが切れて嬉しかったです。

その後も、我々群青団地は
「モータースLIVEで良い結果を残す」
というのが自然と毎月の目標となっていました。
ある時
発表された順位結果に落ち込んでいると
とある先輩が
「モータースLIVEの結果だけがすべてじゃないよ」
と慰めの言葉をくれたことがあります。
たしかにすべてではないかもしれません。
しかし
"モータースLIVEで良い結果を残す"
ことは
その
"すべて"
にとっての必要な要素のひとつだと思っています。

モータースLIVEの主催者であるヤマザキモータースさんは以前、
「Sライブで優勝してからがスタートだと思ったほうがいい」
と仰っていました。
その言葉のように、
私達芸人は
結果を積み上げていく度に新たなスタートラインに立ち、
より大きなステージに向かって走り出さなければなりません。

今はまだ助走の段階かもしれません。
それでも
この先も長く続く過酷なレースを走り続ける為に、
まずはモータースLIVEでの優勝を目指しています。

今後も続くモータースLIVEという熾烈なバトルライブと
そこで奮闘する私達を見に来ていただけると幸いです。






モータースLIVE

200組以上がしのぎを削る若手お笑いライブです! 上からレフカダ→ドーン→ミネルヴァ(C,D)とランク分けしております。

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