初めまして。
太田プロダクション14期生
ピン芸人
竹井輝彦(53才)です。
四年前に一から勝負をする為に全てを捨てて、
白黒ハッキリつけようと長年お世話になった
大手のプロダクションを辞めて東京に来ました。
がむしゃらにフリーライブに出まくったり、
主催呼び込みライブをやったりとしてましたが
やはりどこかプロダクションに入らなくてはと
いろんなプロダクションにプロフィールを送り
「ネタ見せさせて 下さい」
「 養成所からでもお願いします 」
年齢、芸歴、無駄な実績がダメなのかことごとく断られ 、
挙げ句の果てにはジャニーズ事務所のジャニー喜多川代表に直接、
「お笑い部門作りませんか?」
と訳のわからない手紙を送ったりしましたが、勿論返信もなく。。
途方に暮れて
「 もう無理か、芸人として生きていくのは」
と諦めかけた時に 、携帯に着信が 。
太田プロダクションマネージャーK氏からでした。
「プロフィールを拝見しました。
養成所からで良ければ、講師も竹井さんの後輩の芸人さんですが、それでも良ければ一からやりませんか?」
僕は二つ返事で
「 よろしくお願いします」
去年の10月から太田プロダクション14期生としてスタートさせて頂きました。
講師はもちろん知ってる元ノンキーズの山崎さんでした。
最初は照れか恥ずかしさなのか いろんな葛藤がありました。
滑舌 (外郎売り)発声 表情 など基本中の基本。
それを他の若者となんの区別もなく僕に真摯に指導してくれる山崎さんに僕も真摯にぶつかっていきました。
ネタ見せも、そうして行くうちに 、自分が本当に何も今まで身についてなかった事に気づかされました。
「主催ライブとかをやる立場ではない、
1プレイヤーであろうと全てを辞め養成所だけに打ち込んでみよう」
と。
それから数ヵ月、
ある日山崎さんが
「モータースライブに出てみましょう」
それから毎月出させて頂いてます。
毎回、ギラギラしてる みなさん(芸人さん)の
ネタのクオリティから姿勢まで、本当に襟を正されるライブです 。
勝ち上がりに今も苦戦してますが
これからも頑張っていきます。
よろしくお願いいたします。
重複しますが
僕は四年前東京に来ました。
すぐ住みだした街・祖師谷で
商店街の一角の椅子7席ぐらいの書道教室のスペースを借りて一人で呼び込みライブをやり始めました。
たまたま見に来てくれたお客様にNHKの新入社員がいました。
その北島君が、NHKの新入社員がテーマを決めて5分ぐらいの社内向けに流すドキュメント番組を作りたいと言う事で
「竹井さんを撮らしてくれ」
と言ってきました。
それから2年ぐらいの月日が経ち、 僕が太田プロダクション14期生養成所に入った事をSNSのタイムラインで知った北島君が、
「是非あなたの密着ドキュメントを撮らしてくれ」
と。
今度は社内向けではなく地上波として。
NHKの上層部に企画をあげたら、
なんとOKが出て、
去年から太田プロダクション養成所での僕 、講師の山崎先生、
モータースライブ他
僕のプライベートな事から
今まで密着取材を受け、ドキュメント番組が完成しました。
その放送日がNHK総合にて
7月15日(月)18:05から29分間と決定しました。
『ひとモノガタリ』という番組で
今回のタイトルが
『ダウンタウンになれなかった男』
というかなりインパクトあるものになってます。
ナレーションをやって頂いたのは、
今若者に絶大なる支持を得てる
KING Gnuの井口理さん。
密着ドキュメントを受けた当初に抱いた
「何で僕やねん、何にも無い僕に」
という思いを常にかかえながらの撮影。
決してカッコイイ、 面白い内容ではないかもしれません。
むしろ無様で、もがき苦しんでる赤裸々なプライベート。
タレントとして損かもという内容かも分かりませんが、
格好良く言えば、
ただ一つ嘘の無いのは お笑いに対しての
ブレない気持ちだけかなと。
そして出会った人たちの熱い思いにも感謝したいです。
ナレーションを、僕の敬愛する、あの矢沢永吉さんに本当に依頼しようとしたりと、ブレーキもかけず全力で作ってくれたNHK北島君の熱い思い。
そして モータースライブに出ている、
僕の息子でもおかしくないみんなと戦わさせて頂いてる、 声をかけてくれた山崎さん。
そんな思いも背負って、
残尿がオシッコより多くなってきましたが
諦めません。
やり続けます。
是非モータースライブ出演芸人の皆さん
見に来て頂いてるお客様
これからも よろしくお願いします。
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